SB優勝!

16日(土)、メットライフドームの対埼玉西武戦で、ソフトバンクが優勝を決めた! 正直、交流戦Vまで「優勝できるんかい?」という疑問の方が大きかった。その当時はまだ楽天が首位を突っ走ってたし、昨年の悪夢が頭をよぎっていたのも事実なのだ。でも、強かったなあ。 何よりも今年は層が厚かった。内川が離脱しても、打線は柳田、デスパイネ、松田などで十分カバーできていたし、投手陣も先発が揃わなかった分はリリーフ陣がカバーし、特にサファテが大車輪でチームを引っ張ったのだ。 今年一番注目していたのは、甲斐拓也捕手である。育成から這い上がってきて、好リードと強肩ぶりで大いにアピールしたのではないかと思うのだ。打撃はまだまだだと思うけど、かつての城島を彷彿させるような強肩ぶりは、見ていて気持ちよかった。工藤監督他首脳陣や投手陣からの全幅の信頼を勝ち取っている....という段階ではないが、あの城島だって正捕手として認められるまで涙涙の苦労があったと聞く。ベンチで工藤監督が甲斐捕手にアドバイスする姿がよく映し出されているが、あの姿を見ると、ホークスがまだダイエーだった時代、優勝まであと少しという時代に、当時エースだった工藤監督が城島にアドバイスを与えている様子を思い出して仕方ないのだ。懐かしいなあ。