人権弾圧し続ける中国はオリンピック開催国としてふさわしいのか?

 今日のニュースでも取り上げておりましたが、人類史上最悪の民族紛争と言って良いスーダンダルフール問題は、ますます状況が悪化しているようです。 何万もの尊い命が奪われ、160万人もの人々が村を追われ、日々政府系の民兵組織ジャンジャウィード武装警察から弾圧され、更には避難民を支援する機関(ユニセフなど)に対する嫌がらせも激化しております。 当然国連やイギリスなどはスーダン政府に警告を発しておりますが、場所が場所だけに、やや消極的な警告に留まっております。 実はそのスーダンに多額の援助をしているのが中国ですが、スーダンにおける石油の採掘権を持っていることもあり、両国の関係は深まるばかりなのです。 ご存知の通り、中国もチベット問題など数々の人権弾圧を行っておりますので、似たような国同士で友好関係を築いているということになりますが、人類史上最悪の人権弾圧を行うスーダンを支援し、自らも人権弾圧を行う中国が、オリンピック開催国としてふさわしいのか、大いに疑問を持っております。