多聞院の牡丹

 元禄7年(1694)川越城主だった柳沢吉保が三富(現在の所沢市中富・下富、三芳町上富)の開拓を計画し、家老の曽禰権太夫、村田斎院、根津文右衛門らによって実行されました。 多聞院は、村民たちの祈願所として建立されたお寺です。新緑で彩られた境内に、一際輝きを放つ牡丹は、大変美しいのです。