【過去日記より再掲】水の話 2003年5月30日
うわっ、封印していた日記が出てきてしまった。
ふ〜ん、こんな日記書いてたんだね。
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冷蔵庫を開けたら[コントレックス]が入っていて、とっさにネタにしようと思った。
多分皆さんのご家庭の冷蔵庫のもミネラルウオーターが1本位は入っていると思う。
ミネラルウオーターって簡単に言うけど、簡単に天然水と定義付けてるケースもあって、けっこう曖昧なのだ。
天然水(ナチュラルウオーター)は地下水源から採取された地下水で、ナチュラルミネラルウオーターというのは特定水源より採取された地下水の内、地下で滞留、または移動中に無機塩類が溶解したもので、鉱水、鉱泉水等...と一応基準がある。(農水省品質表示ガイドラインより)
ヨーロッパだと旧EECが「ナチュラルミネラルウオーターの利用と販売に関する」通達というのがあって、厳格に定義付けられているらしいから飲む方としては安心である。
ミネラルウオーターもいろいろあって、硬水か軟水か、発泡水で硬水なのか軟水なのか、大きく分けるとこんな感じになる。日本は軟水がほとんどだが、ヨーロッパは硬水が多くなる。前述の[コントレックス]は、[ヴィッテル]と同じフランスのヴォージュ山脈の地層から生まれた水だが、硬い!
カルシウムとマグネシウムの含有量が多いのが特徴で、便秘の解消や利尿にいいとされ、最近は「痩せる水」として注目されている。
その他日本でもおなじみで、エールフランスに搭乗すると機内食で供される[エビアン]は硬水に分類されるんだけど飲みやすい水だ。
[ヴォルビック]は硬水が多いフランスでは珍しく軟水である。
ベルギーだと[バルベール]が有名だが、確かに硬水なんだけど、口当たりがいいから飲みやすい水として愛飲されている。
僕が好きなのがイタリアの発泡水[サンペレグリノ]、フランスの発泡水[ペリエ]、アメリカの[クリスタルカイザー]だ。
最近ミネラルウォーターもけっこう種類があって、どれを飲んでいいんだか悩んでしまうと思うが、例えばスーパーの紀ノ国屋本店2Fにミネラルウオーター専用コーナーがあって種類が豊富。
とにかく気になった水を1本買ってみて試してみよう。自分に合った水って必ずあるハズだから、見つけてみてほしい。