南北縦断鉄道:56年ぶりに再び駆けた「鉄馬」

 韓国と北朝鮮の間が、レールによって再びつながりました。 元々京義線は日本統治時代に建設され、ソウルと新義州を結ぶ重要な路線だったのです。 しかし、南北分断により列車の運行が休止され、更には朝鮮戦争の時の爆撃により、線路も分断されてしまったのです。 2000年6月の南北首脳会談における共同声明により、京義線の連結工事が開始され、今日ようやく試験列車が運転されるに至ったのです。 ただ、ノムヒョン政権の融和政策で、かつてのような対立はありませんが、でも、未だに韓国と北朝鮮は戦争状態なのです。 定期運行まではまだまだ長い道のりですが、将来的に韓国と北朝鮮の人々が、この路線を使って自由往来できるようになることを切に願っております。