迷いコウモリを捕獲、そして再び空へ
朝から「川越ふる里会」の手伝いをしておりました。
親分が会長を務める地域の親睦会で、カラオケや踊りを披露し合うという会です。
その「川越ふる里会」の会場に、コウモリが迷い込んでいました。
小窓から侵入したと思われますが、出口を見つけられず、右往左往していている様子。
コウモリといえば、超音波を用いた反響定位を行うことで、自分の飛ぶ位置を確認していると言われております。
でも、大ホールとはいえ、密閉された空間に入り込んでしまうと、感覚の狂いが生じてしまうのかもしれません
施設の方に聞いたら、もう3日間ホールに居つづけているとのことで、ちょっと心配になりました。
会が終わり、会場の撤収をしている時に、壁にへばりつき、明らかに衰弱している感じだったので、表に出すことにしました。
意を決して掴んでみたら、噛みつかれ、抵抗されてしまいました(^_^;
二度目に何とか大きめの封筒に入れることができ、外へ出すことができました。
ほっと一安心です
初めてコウモリを触りましたが、不思議な感触でしたね。
コウモリは狂犬病などの病原菌を媒介すると聞いていたので、噛みつかれた時はドキッとしましたけど、日本だから問題ないかなとは思います。
もしかしてコウモリに対し、不吉な生き物だと思っている方はいませんか?
見た目は結構可愛いんですよ。
それと、中国では、蝙蝠の「蝠」の字が「福」という字に似ていることから、幸福を招く縁起物とされていて、それを裏付けるかのように長崎の崇福寺の壁には、コウモリが描かれております。 また、カステラの福砂屋はコウモリを商標に用いています。
その縁起物に噛みつかれたけど、再び空へ戻したので…いいことあるかな。