台風後の柳瀬川

台風9号は東海・関東地方に数多くの爪痕を残しました。 先ず、被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。 午前中はまだ風が強く、当初予定していた取材を取りやめ、午後になり、少し風が弱まってきましたので、ホームゲレンデである柳瀬川の様子を見てきました。 やはりかなり増水しており、隣接している金山調節池も、遊歩道が冠水してしまう程の水量が溜まっておりました。 柳瀬川の水源は狭山湖で、狭山湖からも当然放水されているでしょうし、更には空堀川(水源は都立野山北公園)や北川(水源は多摩湖)、前川といった中小河川からも雨水が流入しておりますので、それでこの水量なのです。でも、増水した河川を見ると、やはり川は生き物であることを再認識させられますね。 普段は穏やかに悠々と流れている川が、一度増水すると暴れ川と化し、多くの被害を及ぼしてしまうのです。 今回の台風でも各地の河川が増水、氾濫し、尊い人命が奪われてしまいましたが、要は付き合い方なんだと思いますね。 増水すれば恐ろしい河川ですが、数多くの生命を育み、我々人間にとって必要な存在であることも事実なのですから。